behind

  • 2014.07.26 Saturday
  • 20:31

師事して音楽家になったわけではないけれど、
京都時代からの大きな二人の後ろを見て、今ここにいます。
いつまでも追い続けていくのでしょう。

一日が素早く過ぎ去ります、
暑さが気にならないほどに。
時間が早いと、
音は聴こえなくなって
後から響きだけが伝わってくるかのような感覚です。
生への姿勢から来るのだとすれば、
植物の気持ちがわかるかもしれない。




 

shape of

  • 2014.07.24 Thursday
  • 22:14

どんな形でも応援は嬉しいものですね、心から感謝します。

窓の外、
稲妻が光っています。
黄昏とはよく言ったものです。
本当に今日の空は黄色く広がっていました。
それから太陽はゆっくり沈んでいきました。

明日こそは、せめて24時間、
自分を信じたいね。


 

cicada

  • 2014.07.20 Sunday
  • 05:03

金曜日には初蝉の音(ね)を聞いた。
難聴が進んでいるのが幸いしたか、
以前より、話し声はもちろん生活の雑音も調和するように響いている。
だから耳に飛び込んで来た新鮮なシグナルも
脳内をぐるぐる駆け巡って、
蒸し暑さの中、一時のオアシスに。。

また少しとりとめの無い音塊を、懲りずに記録している。
凡才には継続しか手だてがないのである。
ただし救いがたい評論家の目線だけは持つまい。
全くその中心で、
もがきながらただ響きを認めている方がはるかに健全だ。


 

blue wind

  • 2014.07.10 Thursday
  • 11:38

やっぱり嵐を呼ぶ男、
ライヴの日に限って。
台風のスピードは速まっているらしい、
天気予報ばかり見てしまいます。
早く立ち去って!。

グランブルー完全版、
頭が欠けたけれど、また見てしまった。
この映画はどうしようもなく深い。

これからは本当に大切なものだけを選んで残していく、
そんな時期なのかな。
なんだか意味なく違和感と安心感が交錯する日々。

溜息を花に変えたい、野菜でもいいや。

明日、夜
proto @ 下北沢lete








 

far

  • 2014.07.06 Sunday
  • 01:54

秋に訪れるかのような、
台風が接近しているそうです。
東京は進路から外れることを願うばかり。

甲府の街は妙に落ち着きます。
乾きかけのアスファルトや、垂れ込める雲でさえ、
爽やかに香る城壁にかかる緑を引き立てています。
吐き出す息は
ゆっくりと流れる低い倍音の旋律に変わっていきます。
ゆとりある時間を持てるのなら、
しばらく滞在して、
思いをめぐらせてみます。。

すると途端に盆地全体から上昇する巨大な豆の木につかまって、
とてつもない高さを優雅に散歩している私がいるのです。





 

vege

  • 2014.07.03 Thursday
  • 11:08

豆苗を台所で育でてるべ。 
ある程度育つと切っては食べ食べしているんだども、
切ってから三日目ぐらいの伸びんのが
あんまりに爽快なもんで、
もっと伸びでけろ〜
おもわず団扇であおぎだぐなる。
まんず、これぞいぎものの神秘だ。
野菜だどもめんこくてすかたねべ(野菜ですが可愛くて仕方が無いです)。

いよいよの暑さのせいか
東北人の血がたまに逆流します。


 

in tv

  • 2014.07.01 Tuesday
  • 15:23

低い雲の
その最も下のところ
虹色に鈍く反射して
それまではしゃいでいた赤子は
そのうち泣き出しそうだ
 
ジョンカサヴェテスが刑事コロンボにおいて犯人役で出演している回を見る。
ピーターフォークはカサヴェテス映画にとっては
かんじんかなめの役者さんだっだから、
ピーターさんが恩人のカサヴェテスさんを自分の人気ドラマに呼んだ背景に
なんとも心温まる友情を感じるところ。

ジョンカサヴェテス
女好き、よっぱらいの類いの
どうしようもないダメ人間映画を作らせたら
とにかく最高で
アメリカ人のこういう演技や作風で
日本人の私に共感を呼び起こさせる俳優は
思いつくところCイーストウッドくらいか。
だからカサヴェテスを見るとそのイメージの強さから、
とても刑事を欺く知能犯とはほど遠くて、
思わず吹き出しそうになる。

彼の演技が
素の部分に限りなく近いのは勿論なんだろうけれども、
しかしながらその不器用さがたまらなく胸に迫るのは
リアルな彼が
真剣にその存在を全うしようとする者であるから。
そう、それがまねの出来ない「凄み」を生み出しているに違いない。
人生を真剣に生きるとはとても困難なのだ。
そんなことが思われる。

 

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