Oct. coming

  • 2016.09.30 Friday
  • 11:08

ようやく気配がゆっくり秋へと回転し始めた。
そして旅は佳境を迎えて、
いよいよ次の流れが視界をかすめる。

本当に自分らしくいるということには絶えず困難を伴うが、
誰にも何をも押しつけることなく、
相手を尊重し、
なおかつ自分の存在に誇りを持って、
生きていくならば、
大抵の問題は、
問題にはならず、
希望を掴むことは容易に叶うのではないだろうか。

ますます近づく世界の繋がりに乾杯。
おやおや、朝から?(笑)。

5ppu 名古屋公演中止
本当に残念。。

mov e

  • 2016.09.26 Monday
  • 13:27

東京に戻って一週間が過ぎた。
濃くも充実のヨーロッパ滞在であったが、
余韻に浸る間もなく5ppuのツアーが始まった。
未だ時差ぼけは解消せず、
疲労は蓄積しているが、
それでもノイズの海の中に、
ときおり南仏の山々やスイスの牧場の景色が時折フラッシュバックして、
その度に何故か温かい霧のような何かが、
辺りを包み込むように広がるのが認識できるのだ。

自分を貫くこと、人の為に尽くすこと、
信頼関係、さまざまなバランスの均衡が保たれていたなら、
どんな轟音でもそれはまろやかに響くはず。

また一つステップを上がるチャンスが訪れている。

fa r ust

  • 2016.09.14 Wednesday
  • 19:18

ダグマークラウゼさんの肩越しに
雨がしっとり降っている。
鳥のさえずりのようなクラリネットと
川のせせらぎがゆっくり交差してだんだんに消えてゆく。

静けさという名の音楽が訪れた時にはもう、
私の呼吸は真奥の深みにまで到達していたのだ。

フランスの片田舎Rocher近く、
ファウストのメンバー、
ペロンさんの別荘にて
Half The Sky 合宿中である。

おお雷光が。。

zu-rich

  • 2016.09.10 Saturday
  • 20:24

チューリッヒで4日目が過ぎた。
昨日はオフだったので、
グリュイエール村にあるH R ギーガーミュージアムへ。

昼も夜も絶え間なく創作活動に没頭していた彼の家には、
家の中から庭から、
明らかにそれと分かる創作物で溢れているそうだ。

さてここに来て
尽きることのないそのエネルギーの余韻は、
史上最強の緻密さと繊細さ、
それから死の匂いをまとった塊となって、
私に圧倒的な存在と真実を突きつける。
まるで銀河の中心にある、
ブラックホールのような確信に幻惑されて、
気がつくと私は、
浮遊する無機物と化して茫然とスイス上空を彷徨っていたのだった。

a train

  • 2016.09.04 Sunday
  • 11:04

陸路で福井へ

日本一好きな山、まだまだ濃緑の伊吹山を左手に、
黄金色に色づき始めた田畑を右手に見ながら、
車窓は広々とした空を群青色に反射させている。

なんとも心地良い。

この列車の速度からは、
まるで体内の汚れた血液を流し去り、
新たな活力を与えてくれるかのようなイメージが湧き出て来るのだ。

さて、
台風の被害が龍泉洞に及んだという。
自然災害は我々の推測を遥かに超えて、
懐ろにナイフを突き立てる。
本当に明日は誰にもわからない。
今日を死ぬ日と心得よ、
の心境で明日の真実の音を紡いでいくべき。

災害に遭われた全ての方々が、
一刻も早く穏やかな状態を取り戻すことを願っています。

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