wind y rain y

  • 2016.10.28 Friday
  • 16:04

秋の雨が降っている。
樹々の間に揺れながら
葉は舞って。。

つかの間の静寂、
深い感慨に誘われて、
気がつくと浅い眠りに落ちていた。

昨年末は秋の頑張り過ぎ?による、
体調不良で苦しい年越しだったことを思い出し、
同じ轍を踏まぬよう、
時間がある時はゆっくりしているつもりなのだが、
気がつくとあれやこれやと
また要らぬ心配か、
あるいは気の緩みなのか
浮き足立って? 何かにつまずいてみたり。w

次の準備は確かにあるが、
今年の大きな節目は無事に過ぎてくれたようなので、
ひとつ溜息。

漆黒の落ち葉が
一つの終わりは、
新たな始まりだと告げている。

Tai pei

  • 2016.10.14 Friday
  • 19:04

日本人観光客の評価が高いのもうなずける。
ここはすべてが限りなく日本に近い外国だ。
何より苦手な時差のストレスが全く無し。

会場は開場を前に慌ただしくなってきた。
今日の会場は、
いわゆる ” ライヴ ” な箱なので、
反射が大きくて
モニターやらエフェクトやらの設定が大変面倒なのだ。
しかし私は30年間もステージに立ってきたのだ。
どんな場所でも対処方は頭のマニュアルに入っているはずだ。
それが今日出てくるかは別として。。
さらに人も入ればまた音は変わるので、
結局は本番のステージですべてを
自分から合わせないといけないのだ。

まあなんというか
こんな理不尽極まりない状況を長年ずっと繰り返してきた訳で。
つまりその時の気持ちの持って行き方が全てを決めるのだ、毎回。

スリルあるね、この生活。
成功したらあかんな。
退屈するかも。

とか言ってたら
本番1曲めの途中で機材が動かなくなったぞ!。
大パニックの中、
初めての台湾公演が終了。

生まれて初めてライヴした人間のようにうろたえた。

まあ、、こんなもんだ。

m y birthday

  • 2016.10.11 Tuesday
  • 21:19


ALWAYS 三丁目の○○
を見て号泣。
涙腺が緩くなるのは、
加齢の証拠らしい。

昔から映画を見ては泣いていたから、
などと取り繕うが
自覚症状は無くとも
立派なおじさんの領域に到達。

相変わらず
Tシャツとパーカーしか持ってないけど大丈夫か。。
しかも
何やらすぐ胃もたれするは、
トイレは近いわで、
確実に陽は西に傾いてきたようだ。

刺激的な日々もやがて朦朧と、
霞んでいくのだろうが、
どうしてもやり残したことを遂げねばならない。

それまでは
上昇する龍でいねば。

この誕生日に新録音を遂行す。

 

 

 

 

end rol l

  • 2016.10.06 Thursday
  • 00:36

雨が吹き付けた窓に夏の名残がうっすら光っている。

ようやく一連のプロジェクトは大団円を迎えて、
半年以上にも及んだ音世界は季節の変わり目と共に完結したようだ。
この結果が良かったのか、
悪かったのか、
(とは思いたくないが)
果たしてどうだったのか知る由もない。
しかしながら最善を尽くした、
とだけは言い切ろう。
この流れが私を何処に導いたとしても、
ずっと記憶に残る程のインパクトは、
確かにあったのだ。

それにしても世界は、
地球の距離はどんどん狭まって来たように思う。
私が深いところにいよいよ降りていくのに伴って、
横軸はその幅を縮めているようだ。

道は無数に開かれている。
そして失敗を恐れずに、
ずっと挑戦者で在り続けることは、
何物にも変え難い経験だと、
改めて感じ入っている。

この夜、
虫の声がようやく聞こえてきた。


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