chris perform
- 2016.11.30 Wednesday
- 18:57
休む間もなく
カトラー先生と
またしてもリンジートリビュートで共演。
唯一無二の柔らかさ、しなやかさ、
そのとてつもなく詩的なスティックさばきに私は、
従来のドラムの在り方に疑問符すら付けずにはいられない。
何より私自身が、
これまでにない別世界からのアプローチを、
彼によって引き出された一人である。
静けさに潜む強力な引力Gと、
伝説的名曲を体験すべし。
今日11/30よりスリーデイズ
「Half the Sky 」@秋葉原CLUB GOODMAN
ending
- 2016.11.27 Sunday
- 12:58
冷たい雨も、
今日に限っては歓喜の紙吹雪か。
限界、現状、現実、
様々なことを再発見して、
この旅はエンディングを迎える。
現状に甘えることなく、
反骨精神を失わず、
希望を与えるような、
そんな音楽を
継続することが最重要だ。
見届けていただいた
お客様、
オーガナイザーの皆さま、
対バン、及び関係者の皆様、
本当にありがとう!。
終着駅はまだ先に残してあるのだ。
次の扉を開かねばならぬ。
和歌浦の松のように力強く。
to south
- 2016.11.26 Saturday
- 11:40
やはり関西弁は魅力的なのだ。
それは土地柄と言葉が絶妙にブレンドされて、
醸し出される雰囲気がとても心地よいから。
ましてやふと見上げると街路樹は濃く色づいて、
もっと若かった時代を思い出さずにはいられない。
昨夜の若い音楽家たちのように私もキラキラしていたのだろうか。
長く過ごしたはずの西の地も、
気がつけば倍ほども東京生活の方が長くなった。
様々な積み重なりで音は虹になる。
お腹が空きました w
blue sea
- 2016.11.24 Thursday
- 12:59
やたら海が青く輝いているよ。
ときおり顔をのぞかせる鳴門の白波は、
美しきノイズのように光る海にアクセントを加えている。
高松のハードコアな夜は何やら怪しげにゆったりと流れ去って、
旅も見知った場所を辿って行く。
自分の軌跡がどのような有様なのか、
振り返りたくなる心境をじっと我慢して、
前進する私は、まるで所在なさげな小動物の類いのようだ。
優しい陽光の導きに助けられてる。
hana ko
- 2016.11.22 Tuesday
- 13:30
鬼龍院花子の生涯
という映画が好きだった。
その舞台、
首都から遥か遠くの南国土佐に
年二度も演奏しに来ることが出来たなんて、
なんと素晴らしいことか。
此の地は
人々はキリリと顔が引き締まっていて、
さらに文化レヴェルの非常に高い、
とても知性的かつ独創的な町に思えてならない。
穏やかさの裏側に
生きる厳しさを薄っすらと携えたこの町並みを離れる時、
何故か振り返らずにはいられない。
深い山並みの遠くから
誰かの声が木霊する。
なめたらいかんぜよ!w
sugar man
- 2016.11.21 Monday
- 11:04
気がつけばフェリーは
静かに進んでいる。
その歩みの穏やかさは、
今の自分に必要な何か大切なものを
暗に示唆しているのか。
昨日は 空港から2時間かけて現地会場へ、
終演後は3時間かけて宿泊地へ、
深夜の列車にはほとんど人も乗っていない。
この時間や空間のこの場所での在り方は、
都会のそれと全く別なものだが、
私はこの感じが何故か好きだ。
隙間は勝手に埋まっていくのだ。
いつも気が狂ったような街の中で、
心にコンクリートを流し込み続けている自分が、
流れに身を委ねることを思い出すのは自然なことかもしれない。
明らかになってきた音楽には
言葉は必要ないのか、
それは雪のように、波のように、
ただ漂うだけで十分な気がしてきた。
あるいはこの船のように。
trip trip
- 2016.11.20 Sunday
- 10:28
出発
今日から初めての一人旅。
期待と不安で。。 よく使われる言い回しも、
今日ばかりは切実に胸に響いてくる。
最近はずっと演奏しっぱなし、
そんな中での
偉人を多数生み出してきた彼の地での即興演奏。
果たしてどんな音楽が生まれるのだろうか?。
誰にも
もちろん私にもわからない。
ただ私が思うに、
たぶん大丈夫。
問題を抱えているあなたも大丈夫。
すべては上手く行くはずさ。
だって太陽は今日も燃えている。
てか、飛行機まにあわないんじゃない?。。
続く。
and oz
- 2016.11.17 Thursday
- 22:14
故郷盛岡の牧草地で光る太陽、
京都祇園の煌びやかな夜の賑わい、
断崖絶壁をよじ登るかのような新宿の雑踏。。
思えば遠くへ来たものだ。
中学生で初体験した日本のロックが、
何十年も経って私の前に突如甦った夜。
枯れることのない力強く無垢な、
その波動を彼女の後ろで感じながら、
これほどに満たされた時間はあっという間に過ぎ去って、
いつものように次の音楽、という名の出来事が開かれていく。
そう
ついに私を導いたあの音にようやく辿り着いてなお、
はるか先に延々と道は続いている。
これだけは言おう
どこかで待ち望んでいた自分の原体験の再確認を噛みしめた後、
確かに空白の時間は埋められて、
さらなる希望が彼方で光っている、と。
altered
- 2016.11.14 Monday
- 00:25
さて、
いよいよである今年のアルタード3days。
ことあるごとに言ってきたが、
私の今はこのバンドから始まった、と言っても過言ではない。
この積年の重さ、の中に改めて
とてつもない感謝と
未だ冷めない明日への希望と
ほんの少しの不安を抱いて
スーパームーンの夜がやってくる。
永遠に「旬な」バンド、
これを見逃す手はない。
oct fes
- 2016.11.07 Monday
- 19:09
深圳を出ると
香港はすぐ隣の町なので
国境を越えなければならなかった。
そして
出国手続きで車の中で延々と待たされていた私は、
濃密な二日間を振り返っていたのだ。
あの旅に限っては
中国の人々は真面目で
親切、
オーディエンスは熱狂的で、
貪欲で、
非常に知的で、
いわゆる日本で言われているような、
悪い印象は微塵もなかった。
そして
あれほど美しくオーガナイズされたフェスティバルは
そうそう経験出来なかったのではないか。
不思議と
二週間も過ぎて沸き起こる感触、
あんな素晴らしい所があったとは。
あれこそまさに桃源郷?。
また機会があるなら喜んで行ってみたい、
そんなことを思う。
立冬の午後にて。