constellation

  • 2017.07.16 Sunday
  • 02:09

昔、
家はとてつもない田舎にあったのですが、
そこで見た夏の満天の星空と、
真冬のしんしんと降りしきる雪の静けさは、
今でも私の脳裏に焼き付いて、
ことあるごとに都会暮らしの今に、
そう、疲れた時には、
あの景色をまぶたの奥で呼び起こすだけで、
時間は急に緩やかになって、
私と私の体は、
フワリと空にたなびく吹き流しのように、
甘い香りを撒き散らしながら、
辺りで、
はためいているのです。

朝刊が配達されている時間になってしまっては、
夜の神秘は半減するが、
夜明け前の暗闇の
何やら朝日を迎え入れているかのような、
そんな雰囲気は大好きだ。

最近ようやく
また書ける気持ちになってきた。
ゆっくり行けば、
そこで咲けば、
それでいいよね。

yet

  • 2017.07.06 Thursday
  • 20:32

遠ざかっていたのはなんとも訳有りなのだ。

そして抽象絵画的な言葉の在りようは、
いつも私を救ってくれる。

黒い雲は、
きっと味方に違いない。
捉え方一つで人生はどちらにでも向かうことが出来るのだ。

自分が置かれている状況は、
きっと明日に成長出来る糧に違いない。
気持ち一つで体は軽くなっていく。

とにかく今を感じてゆっくりでよいから、
改めて進め直してみよう。

灼熱のヨーロッパ滞在が私にとって最高の旅とは言えなかったことは事実だが、
目の前に突きつけられた崖っ淵の現実によって、
己の生への執着が呼び起こされたのもまた事実。

登りたい山がそこにあるのだ、
ということに、
まぎれもなく。


7/10月The Maker @ 高円寺Showboat

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